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  帰り道にいつも1人で私を見守ってくれているあの星にも、いつも一緒に光る仲間がいるのかな。

  日が暮れ始めた紫色の空にぽつんと光るあの星を眺めながら、ふとそんなことを考えた。
一際目立つともいえない、ぼんやりとした光をいつも纏っている小さな星。

  たくさんある星座の中で、私はまだ君がどんな人生を送ってきたか分からないし、誰と仲良しかも知らないけど、ふと気付いたときに1人でも頑張ってる君を見ると、人生まだまだ始まったばっかだなって思うよ。

  夜になると君のことは見失っちゃうけど、君は星座になって、また私に光を見せてくれる。

       この世界も悪いもんじゃないね。


 「星座」

10/5/2024, 10:40:07 AM