「僕には何も無いよ」まるで透明人間だ、と眉を下げて微かに笑った貴方を気付いたときには抱き寄せていた「…どうしたんだい」俺はこの人が選んだ道も選んだ結末も失った道も人も思いも押し殺したすべてもこの人の色になってると信じたい
5/22/2024, 12:25:36 AM