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走る。
走って走って、走り続ける。きっとこの先に、希望があるかもしれない、あってほしいと祈りながら。
後ろの絶望から逃げるように、恐怖を息とともに吐き出しながら、不安定な道をひた走る。
そうして遂に孤独になっても、私は走るのを止められない。迫ってくる絶望を見ないふりして、安定した道で歩くこともできるけど、絶望の存在を知ってしまったら、もう知らんぷりはできないから。
絶対に、希望の道を見つけるの。

5/30/2023, 11:05:11 AM