すい

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君のいない明日など来なければいいと、何度も願った。

君を想って泣いた夜を何度もこえて、
君のいた日々に苦しんだいくつもの朝を迎えて、

気づけばそうやってしか君を思い出せなくなった。


私と違って自信に溢れてて、でも私と同じように愚かで。

弱い、ゆえに私達は卑怯でずるかった。

自分達だけが楽に自由に息ができる場所を好んで、
幾度となく他人を振り回し裏切り背を向けてきた。


芯の部分が似たもの同士、
君の気持ちは痛いほど理解できた。

だからどうしても、嫌いにならなきゃいけなかった。

どうしても、捨てなきゃいけなかった。


どうしたって、側にはいられなかった。



                  ___どうしても、

5/20/2025, 5:52:34 AM