くるくると回る羅針盤の針は、どこもさしてはくれない。さまよう羅針盤の針頼りきりじゃだめだ自分の道は、自分で決めなくちゃならない。とうとう動かなくなった羅針盤を砂の上に置いた砂漠を進む旅人は、星の導を頼る。長い旅時に、羅針盤は置いていかれた。そしてただ、羅針盤は朽ちてゆく。
1/22/2025, 5:43:01 AM