寝食忘れて本にかじりついていたのは、十代の頃か。
その頃の脳ミソは柔軟で、文字の羅列から勝手に映像を創り出し、まるで一本の映画を観ているようだった。
ハードカバー一冊を三時間で読みきって、上下巻なら下巻を休憩もせずに飲まず食わずで読み続けていた。
とんでもない集中力、勉強に活かせば良かった、と後の祭り。
今では殆ど本を読まなくなって、昔読んだ本の内容も忘れてしまったけど。
お気に入りの本のタイトルと表紙は、今もしっかりと覚えている。
テーマ「好きな本」
6/15/2023, 3:21:17 PM