「君と一緒に」
いつも通りの朝。楽しくもない仕事に向かう途中、ふと電線に留まる1羽の鳥が気になった。普段だったら気にも留めない、むしろ気が付かないであろう1羽の小さな鳥が気になって仕方がなかった。電線から飛び立ったかと思えば辺りを飛び回り再び近くの電線へ留まる。自由に、そして身軽に飛び回る鳥に微かな憧れを抱いた気がした。一緒に飛び回ることが出来ればどんなに心が軽くなるのだろうとさえ思った。
そんな話を友人にすれば
「それはその鳥に失礼じゃない?どんなに自由に飛んでいるように見えても私たち人間には分からない苦労があるかもしれなくて一生懸命飛んでるのかも知れないよ?」
なんて言われた。まあ、それはその通りだ。私だって本気で自由に飛び回っていると思っている訳じゃない。真面目な回答を求めていたわけではないのだがこれに関してはこの話をした私が悪いのだろう。
ああ、やっぱり君と一緒に飛んでいけたら良かった。
1/6/2026, 11:50:46 AM