一日中仲のいい友達と遊んだ。 幸せな時間が終わった後の特有の浮遊感と満足感と、疲労感と虚無感が混じった感覚に襲われながら1人帰路に着く。 夜の空気は澄んでいて、もう夜も遅いはずなのに、街灯の少ない田舎道がとても明るい。 一日の記憶を呼び覚ましながら、見上げた先には少しの欠けもない満月が、ふわふわと浮いていた。
3/7/2024, 10:43:43 AM