☆たくさんの思い出☆
今年の4月8日に虹の橋に旅立った、愛兎の『小白』
一緒にすごしたのは8年。
小白ちゃんは、私の一目惚れだ。
なんの気なく立ちよった、ホームセンターにペットショップがあった。
そこで出会ってしまった。
真っ白で真っ赤な目で顔立ちも美男子だった。
もう、イケメンすぎて、家族に相談なしで、即決して連れて帰った。
最初は、家族みんな反対したが、小白ちゃんの可愛さに魅了されるのは早かった。
小白ちゃんは凄く賢い兎だった。
トイレもすぐに覚えて、へやんぽしてもコードを噛まない。
芸も覚えた。『コロン』っと言って指を回すと、コロンっとひっくり返る。
そして、絶対に噛まない。
ただ、好き嫌いも多かった。
とにかく、キャベツ、ニンジン、チモシーの固い茎、安いラビットフードがキライ!
レタス、大葉、大根葉、セロリ、バナナ、リンゴ、スイカ、イチゴの葉っぱ大好きで良く食べてた。
暖かい気候になると、小白ちゃんと子供たちと公園に行った。
広っぱを駆け回るのが大好きで、でも、賢いから、呼ぶとちゃんと帰ってくる。
みんなも、小白ちゃんと駆け回るのが大好きだった。
小白ちゃんが三才の時に、犬の妹ができた。
めいちゃんだ。
(※めいちゃんは、今までのお題全てに出演中)
小白ちゃんは、初めてあうめいちゃんに、うさパンチとうさキックをプレゼントした。
めいは、小白ちゃんの迫力に負けそれからは、めいちゃんに溺愛されて、良く舐められてびしょびしょになってた…。
小白ちゃんは、いちごの葉っぱが大好きだから、ママは、家庭菜園に良くイチゴの苗を植えて、育てた。
小白ちゃんが庭んぽする時に自由に食べれるようにしていた、いつの間にか、いちごの葉っぱは、小白ちゃんの歯形ばっかりで…。
みんなで笑った。
そんな楽しい時間はあっというまにすぎて、気づけば小白ちゃん4歳に。
小白ちゃんが、体調を崩しだしたのは、4歳の終わりからだった。
あんだけ元気だったのに、季節の変わり目ごとにうっ滞になり、そのたびに、3時間かけて病院に行った。
(うっ滞とは、食欲不振になり、胃腸の動きが止まり、腹痛、ガスがお腹にたまる、またこの時体温が平熱よりかなり低い)
それから、五歳で前庭疾患になって首が斜頸した。
(前庭疾患とは、人間で言うメニエルみたいな感じになる病気。原因は、人間のものとはちがう。)
幸い発見が早く少し傾くだけですんだ。
それからしばらくして、左目から涙が止まらなくなって、目薬で様子を見ていたが、膿がでだして、毎日毎日目の洗浄をしに三時間かけて通った。
治ったらまた、しばらくして再発を繰り返した。
小白ちゃんもこの時から、あんまり外にでたがらなくなった。
足取りも段々おぼつかなくなってきて、ゲージから出て来ることも少なくなった。
この時から、うんちやおしっこを急にトイレでできなくなった。
色んなとこに、お漏らししだし、誤食もするようになった。
小白ちゃんは、好き嫌いも沢山あった。
でも、好き嫌いもこの時から急になくなり、何でも食べるようになった。
でも、なんだか今までと様子が違うので、病院に相談することにした。
親身にお話も聞いてくれたが、うさぎの本来の姿だから大丈夫と言われた。
ここの先生を私は、ずっと信頼してきたけど、この時だけは、先生の解答に納得がいかなかった。 私は、心の中で痴呆じゃないのかなぁ?っと思ったけど、兎に痴呆は存在しないらしい。
まぁ、特に体調が悪いわけじゃないので、この事は心の中にしまった。
そんなある日、仕事から帰宅すると、小白ちゃんが横たわって動こうとしない。
いつから、その状態になっていたのか解らず、とりあえず口元に水を持っていくと、ガブガブ飲んだ。
フードも口元に持って行くとがつがつ食べた。
でも、自分で座る事はできずですぐに横になる…
病院に行こうかと思ったが、食欲もあり出るものもでてるので、その日は無理に病院にいくのは止めた。
この日から、小白ちゃんの介護生活が始まった。
いい時は、動ける、悪い時は、横になるを繰り返し、2年…
その日は丁度私の仕事がお休みでした。
好調な日が続いてて、落ち着いてきたかなぁ?なんて思ってた。
でも、そんなに甘くなかった。
小白ちゃんが、横になって動けなくなっていた。
ご飯を食べさせようと思い、お皿を近づけたが自力で食べない。
水をのむかなぁ?っと思って、お皿を近づけたが飲まない。
久しぶりに、うっ滞かと思い、水を口に入れてみるが飲み込もうとせず…
何も受け付けてくれなくて…
パニックに…
それからずっと小白ちゃんを抱きしめ続けた。
そのまま、小白ちゃんは、スヤスヤ眠るように…
私は泣いた。
沢山ないた。
泣きすぎて涙も枯れた。
ママは、もう大丈夫だよ。
小白ちゃんたくさんの思い出ありがとう。
また、ママの元にいつか帰ってきてね。
11/18/2022, 2:06:45 PM