【不完全な僕】夢や理想、怒り、はたまた悲しみ。人たらしめる感情はどこに宿っているのだろうか。奪われた半身にそれらがあるとするのなら、僕は一体何者なのか。愛してくれる人は少なくはない。しかし愛された心地でいられない。僕は失っている。あの日から常に失ったままでいる。あるのはただ、虚しさだけだ。僕が誰かに与えられる愛も、恐らくは半身が持っている。そうでなければ堪えられない。
9/1/2024, 1:20:43 AM