深く息を吸って。好きな俳優が、現場に突入するシーンが重なって見える。彼が銃を構えるように、私も携帯を握り直す。 彼氏とはもうやっていけない。二度も裏切る人間と将来幸せになれるとは到底思えないから。背中を押してくれたあの男の人は、どこかあの俳優に似ていた気がする。ドアを開け、レンズを彼らに向けた。Title「また貴方を応援するために」Theme「突然の別れ」
5/20/2024, 8:24:14 AM