ずっと隣でケラケラ笑って楽しそうにしているその人の見せない悲しみを勝手に見つけた。自分に見せる気もないだろうそれを見てしまってから人生が狂うほどに執着している。向こうはきっと疾うの昔に次へと進んでその悲しみを拭う人を見つけているっていうのに自分は未だにその日の衝撃を忘れられない。ずっときっと思うことすら騒がしい。自分は騒がしい割には静けさを愛する人だったから。静かな愛をあの日の自分に渡すように伝えたかった。
3/14/2024, 9:18:30 AM