夢と現実
朝が来た
「おはよう」
「ええ」
妻がいつものように席に着いている
「あれ、君のご飯は?」
いつも用意しているはずの妻のご飯がない
「それは…あなたを食べるからよ!!!!」
ガバッ
どうやら夢だったらしい
「なんだ、よかった…」
でも食べられた時の感覚
まるで嘘じゃない本物のような感じだった
「もう起きよう…」
「おはよう」
「ええ」
妻がいつものように席に着いている
よかった
ちゃんとご飯もある
「いただきます!」
「残さず食べてねー」
その時
グラッ
「地震?」
グラグラグラ
ガラガラ
屋根が落ちてきた!
「あなた!」
ガバッ
どうやらまた夢だったらしい
「なんだよかった…」
こうきてくると
今は夢か現実かわからなくなってくる
12/4/2024, 11:09:04 PM