#生きる意味
―――
死にたかった
死にたかった...のだと思う
”思う“と言うのは
なんともまぁ、おかしな返答だ
何となくの苦しさと、つんざくような不安に
眠れた日は多くなかった
正直、諦めようとした夜もある
何度か、縄に手をかけたこともある
だが、僕はこうして今生きている
何故か、何故だろう
思いに偽りはなかった
ただ...そう、僕にはあってしまったのだ
自分が”好きだ“と言えるものが
たったそれだけの理由で
僕は生きている、生かされている
無数の死にたいに
一つの心残りが勝ってしまった
いい事なのか、悪いことなのか
僕にそれを決定づけられる理由はない
けれど、まだ生きたい理由がある内は
縄の手を借りることはないだろう
これもまた、曖昧な答えになってしまうのだが
4/27/2026, 1:51:18 PM