朝、
アラームが鳴った。
忌々しい音が、
鳴り響いた。
何時間もあったはずの睡眠時間は、
驚くほど一瞬だが、、、もう慣れた。
これから1日が始まる。
起きなきゃいけない。
動かなきゃいけない。
だけど、
体と精神は、
強く時間に拒絶した。
"やらなきゃいけない"
そう焦る心を、
強く否定した。
息をするように浮かぶ "辛い" の文字に、
何も感じなくなった自分が怖かった。
できることなら、
いっそこのまま消えてしまいたいとも思った。
でもそんなことできるはずもなく、
ただ、
だるい体を無理矢理動かした。
いつからこうなったんだっけ、、、。
そんな疑問を繰り返し、
毎日毎日、
自分自身に呆れながらも、
またやり直したいと立ち上がって、
まだ生きていたいと願える日まで、
僕は幾度と、
同じ明日に、変わらぬ明日に、
来るな
時よ止まれ
を連願し、
違うかもしれない明日に、
変わるかもしれない明日に、
早く来い
早く進めと、
そう葛藤した。
9/19/2022, 1:41:21 PM