これは、泣かないでという言葉に対して思ったことである。
人目もはばからず大声で泣いたり、喚いたりするのなら、
「なっ泣かないで!」(人が見ているから!)という状況になるのは頷ける。
しかしながら、今回の「泣かないで」というのは、どちらかと言えば相手に静かに流れる涙を見ることに対して使うものなのかもしれないと考える。
涙を止めたいのだろうか。
私は天邪鬼なので、
悲しんでいる時などにもし泣かないでと言われたら、
あなたになぜ私の涙を止める権利があると思っている??などと思ってしまうし、
泣かないで、君には笑顔が似合うからなどともし言われた日には、
うるせぇポジティブ信仰押し付けんな
と思ってしまいそうだ。
私は涙には1種の浄化作用があると思っている。
悲しみを感じきり、浄化する。そのために必要なものでもあると思うのだ。
なので、涙が出なくなるまで泣いてもいいのではないかと思う方だ。
しかしながら、
相手の悲しみの気持ちを止めたかったり、いつまでも目の前で泣かれても大変かもしれないと思う。
その場合は、私には一人で泣くことを促したり、悲しみの気持ちを止めたい場合は、なんでもない話で気をそらせたりして欲しいと思う。私には。他の人にいいかは分からないが。
あとは、泣かないで、とお互いに言い合う場面。
これは、どのような場面なのだろうか。
お互いの涙を止めて、笑顔になりたい場合か。
悲しみの涙でもあり、爽やかさも含まれた青春の涙なら、泣かないでの言葉までが青春の1ページとなりそうだ。
あとは、泣いている子供を泣き止ませたい場合もあるのかもしれない。
その場合も泣かないでが出でくるのだろうか。分からない。
まあ有り体に言えば、私は泣かないでという言葉が苦手なのである。
泣かないでという言葉はあらゆる可能性を秘めていると思うが、
今回はひねくれたっぷりの文となってしまった。ではこの辺で。
泣かないで
11/30/2022, 12:46:22 PM