柔らかい雨
「雨かぁ。何だかテンションあがんねぇ。」
俺の頬に柔らかい雨が伝わる
いくら優しい雨でもテンションあがんねぇわ。
そんな時俺の好きな華が話しかけてきた。
「今日も雨だねぇ。翔は雨、苦手なんだっけ?」
華は落ち着いた表情を見せ俺に囁いた。
「あぁ。雨は嫌いだ。いくら小雨だろうがテンションあがんねぇんだよ。お前は雨とか嫌じゃないのか?」
「まぁ流石に大雨は嫌だよ?小雨とか優しい雨なら許せる。なんだろう。雨の音色が心地いいからかな?」
華は笑みを浮かべて俺に優しく呟いた。
その一言で一瞬にして雨の印象が変わったきがした。
11/6/2024, 2:05:52 PM