ココロカガヤキ研究所

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一番下のこぶたに
してやられたオオカミは、
おしりに大ヤケドをおった

何とか自分の家に
たどり着いたオオカミは
腹をすかせている家族に
何も言えなかった

オオカミの奥さんも
何も言わず、涙を流しながら
献身的に夫のヤケドの看病をした

オオカミの子どもは
猟に頼る不安定な生活から
抜け出すために大牧場を作り、
肉の安定供給に取り組む経営者となって、
親孝行したとさ

これがもう一つの物語


題「もう一つの物語」

10/29/2022, 12:46:09 PM