好きな本古びたページの匂い。黄ばんだ小口。折れ曲がった帯。少しふにゃついている角。大好きな本。僕の部屋の床には本が積み重なっているタワーがいくつもある。その積み重なっている本はどれも大切な本で僕の宝物。でも、本は僕一人に愛して欲しいから、早くまた開いて。とお願いをしてくる。僕は本が好きなんだ。どれも好きなんだ。本は本だから、どれか1冊を決めろなんてできない。全ての本を抱いて寝たい。#09
6/15/2024, 3:51:57 PM