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静かな情熱、それは、ある意味歪んでいると、

私は、いや、俺は感じてしまった。

だって、それは、貴方が証明してしまったから、

怖かったんだ、友達から変化していくことが。

でも!それでも、方法が違うのではないですか?

こんな、こんなことでは、貴方の欲しい全て、

なんて、手には入りませんから、欲しいなら、

もっと、マシな方法でやってくれたら、

嬉しかったかなぁ、と思っても遅いのになと、

思って、また、自分のカードを手のひらで、

ヒラヒラと舞い落ちさせた数字の0の愚者カード、

それを手で砕いても、現れた俺自身である、

イザナギ、イザナギノオオカミ、二人には、

助け、助けたりしていたが、今はこの二人も、

囚われの身であり、ジライヤとスサノオに、

散々な事をされてボロボロだ、俺も本体にされて

体も心も自分の大切なのも、無理矢理というか、

全て強制的に捧げさせられた。何もかもだ。

この手枷も、この首輪も忌々しい体にある跡も、

何もかも、誰の所有者なのかを示すためだろう。

でも、違うんだ、こんなにも、暗く窓もなく、

目隠しもされ、体にも異物感のあるものを、

入れられたり、液体を飲まされたり、かけられ、

出されたりもしたし、要らぬ知識を蓄えて、

全て俺のためだと言っておいて、結局は自分から

逃げないように、自分自身のモノへと変えて、

ずっと自分を見て欲しいとしか願わない、

純粋な歪んだ感情を生み出した怪物は、

いつも通りを偽っていつまで、

そのままでいるのか、俺には分からない。

いや、この地獄を終わらせたいのに、なんで、

こんなにも、歪んだ感情を俺にも出来てしまった

もう、俺は此処から出ていけないかもしれない、






"俺を求めるその声に溶かされたのかもしれない"






もう、何も分からない、でも、俺は貴方を求める

最初に求めてくれたことを精一杯俺の体で返す、

ただそれだけなのだから、ただ、それだけ…。


元ネタ

花主(ペルソナ4)、二人のペルソナ(進化後も)

4/17/2025, 10:31:15 AM