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『1つだけ』

「1つだけ」というワードは、小学生の時の国語の教科書にあった「1つの花」という物語を思い出す。

「1つだけちょうだい」が口癖の女の子のおはなし。

戦争へ行く父親のおにぎりを食べてしまい、食べ終わっても「1つだけ」を繰り返して泣く女の子に、父親がコスモスを1輪手渡した…みたいな話だった、と、思う。

読んだ当時、あまり好きな物語ではなかった。
でも、何十年経っても「1つだけ」と見ると、その物語を思い出すのだから、不思議なものだ。

4/3/2023, 10:30:05 AM