同情。 本日は2本立てです。
とある朝。
僕が駐車場の様子を見に行くと、猫が何処からともなくやって来た。
よく見るとサバトラ猫だ。😾
近づくと猫は「シャ−」と威嚇してきた。
僕は猫を不憫に思い、サバトラだけに弁当に入っていたサバをあげた。
野良猫生活は大変だね、頑張って生きれよ!さよなら!
僕はホテルに戻った。
その日の夜10時。
僕はいつも通り出勤した。
すると、ホテルの自動ドアの前でサバトラ猫が行儀よく座っている。
僕はびっくりした!!
もしかして僕を待ってたの!?
オイオイオイオイ、君には警戒心がないのか?
大胆過ぎる…。
人間を警戒して隠れろ!!忍者みたい潜め!潜め!
僕はサバトラ猫を無視して仕事した。
しばらくしてサバトラ猫はいなくなった。
駐車場の管理時間になり、外に出るとサバトラ猫が近づいて来た。
ニャー、ニャー、ニャーと甘え声で鳴いてきた。
(お腹空いたよ、エサちょうだい)とおそらく言っているのだろう。
「仕事があるから、あっちに行って」
僕は猫に言った。
だが、猫はニャー、ニャーと鳴いて近づいてくる。
「忙しいだよ!こっちは仕事が溜まってるんだから!いいかい?ここは車の往来が多い。危険な場所だから君は港町へ行きなさい。そうすれば美味しい魚が毎日食べられるよ」
とサバトラ猫に説教したら何処かに去って行った。
どうやら分かってくれたようだ。
前半の仕事を終了。
午前2時に仮眠して午前5時に起床した。
そして、大浴場のスイッチを入れる為に外に出た。
ニャー、ニャー、ニャーと鳴いてまたサバトラ猫
が近づいて来た。
ええ!勘弁してよ!
もしかしてここに住みついた!!
野良猫に同情して損した!!
続く?
※この件で野良猫に興味を持ちました。
絆。
サバトラ猫はあの日以来、ホテルの駐車場を縄張りにした。
困ったな…。
どうやって平和的に出て行ってもらおうかな…。
と僕は思案していた。
サバトラ猫は僕だけでなく、お客様に近づいてエサをねだるようになった。
ああ、お客様からクレ−ムがくるよな…。
と思ったら、エサをあげたり、スマホで写メを撮る方もいて気がつけば人気者になっていた。
また、サバトラ猫が己の力で人間からエサを獲得する姿を見て、尊敬の念を抱くようになった。
同じホテルに住む者同士。(ホテルに住んでます)
人間と猫だが、種族を越えた絆を感じるようになった。
だが、部長がホテルに訪れた時にサバトラ猫を見かけた。
「猫にエサをあげるな!!以前野良猫が駐車場で子猫を産んでお客様が車で轢いて嫌な思いをされたから」
と指示された。
なるほど、部長の言う事は理解はできる。
だが、集客力のないタレントをイメージキャラクターにするよりも、野良猫をホテルで飼い、猫の支配人として話題にした方がいいのではと思う。
世間には猫の駅長や猫の店長で売上アップした例は何件もあるのに…。
今まで僕は、皆に内緒で猫にエサをあげていたが出来なくなった。
駐車場は監視カメラで撮影されているので難しい。
ああ、世の中上手くいかない!!
続く??
※サバトラ猫は去勢された保護猫です。
近隣の方のご迷惑を考慮し、少量のエサしか与えてません。
3/9/2026, 6:00:24 AM