「愛してる」そんな情熱的で非常に脆い口約束をどう信じろというのか。何の担保もない、それでいて強烈に心を揺さぶられるその言葉。「愛が形で見えたらいいのにな」そうそうと頷きかけて、はたと気付く。「ダメ。そんなのあなたを押し潰してしまう」カラカラと笑う君。ひどい、こちらは真剣に後は強引に重ねられた唇に全てを吸われてしまう。……少しは伝わったのかしら。
9/24/2024, 11:30:04 PM