特別な存在があるから、人生というキャンバスに色が付くのだと思います。希望と絶望に欺かれながら、濃淡がついていくのです。 いつか先生はおっしゃいました。「人間は誰でもくだらなくて卑しいものだ。だからこそ、美しい」と。ならば先生、わたくしの、この幾重にも色を塗り重ねた末に真闇に染まったキャンバスも、美しいと褒めて下さいますか。
3/24/2023, 9:55:12 AM