ミキミヤ

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前回書けなかったので2日分投稿です

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大好き

むぎゅーーーっと、大きなクマのぬいぐるみを抱きしめる。ふわふわもふもふのボディは触り心地が良く、私のことを全部受け止めてくれるようで、ずっと触っていたくなる。
このぬいぐるみ、クマ太郎とはもう長い付き合いになる。私の友達だ。ふわふわもふもふ度は買った当初よりは下がってきてしまったし、一部へたってきているけれど、それさえも愛おしくて、大好きだ。
「クマ太郎、大好きだよー」
クマ太郎のクリクリの円らな瞳を見つめて、声をかける。ぬいぐるみのクマ太郎は声を出して返事をしてくれることはないけれど、その表情が、目のキラメキが、同じく「大好き」って言ってくれてるような気がして。もっともっと大好きな気持ちが込み上げて、またむぎゅーーーっとする。
私の喜びも悲しみも受け止めてくれる大事な友達。これからも大好きだよ。

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どこ?

今は、良い時代になった。極度の方向音痴の私でも、スマホのマップアプリがあれば、目的地にたどり着けるようになった。あれのありがたいところは、自分の現在地を地図上に丸い点で表してくれるところや、目的地までの経路を線で示してくれるところ。一度経路検索してしまえば、私は、その線の上を点が通るように道をたどれば、目的地に着くのだ。ありがたいことこの上ない。

そんな時代でも、まだ迷う場所がある。建物の中である。
大きなショッピングモールなんて、方向音痴の私にしてみれば迷路だ。館内地図を見つけたとしても、常に私の現在地を示して、目的地までの経路を教えてくれるわけではない。
「え、今私どこ?」「あの店に行くにはどこを通ればいいの?」「え?別の館?どこから行けんの?」
と、こんな感じに「どこ?」のオンパレード。
一度迷い出すと、かなり苦労する。

昔から方向音痴で苦労してきた私としては、どこでもドアがある世界が理想だ。しかし、それはかなり未来にならないとできそうもないので、せめて、建物の中でも迷わなくて済むナビゲーションアプリがほしい。どうにかならないものだろうか。

3/20/2025, 3:16:08 AM