みの

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「昨日、山田さんが亡くなりました。」
そう私が言うと、生徒たちは 清々しいほどに何ともないような顔をしていた。
私はその顔の理由を知っている。
なぜならば、山田さんはいじめられていたからだ。
私は知っていながらも そのことを保護者や校長や他の先生には言っていなかった。
山田さんに助けて欲しいという言葉を聞きたかったから
けど、私が山田さんに話しかけても山田さんは、天気の話や違う話ばかりして話をそらしていた。
私はこんなことをしないで助けていれば、山田さんは まだ生きていたかもしれなかった。
私は、教師として失格だ
私は今日の夜、山田さんが居る所へ行くと決めた
彼女がどんな痛みを与えたのか 私にはわからないけど、
また会えたら
優しい言葉で包んであげたいと思った。
(フィクション) 天気の話なんてどうだっていいんだ。   
        僕が話したいことは、
今日のお話は、生徒が死んでしまった担任の視点のお話です。
前回は、イジメをしている人のお話でした。
担任は最後、山田さんと同じところへ行くのですが本当にそれは良かったのでしょうか?
まだこのお話には主人公が登場していません。
一体 主人公は誰なのか?
多分、書いていくと思うので見ていて下さい。

6/1/2023, 7:47:05 AM