溢れ出す言葉

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真っ平らで伸びているの。
毎日が気持ちよすぎるほどに伸びきっていて。
暑いからか火照ってるからなのか一寸先の未来に怯えながらも
だらんとほのかにわらってる。
毎日が夏みたい、いつ死んでも分かんないくらいベッドといっしょ。
怖いんだよ、未来が。明日が。
制御できない自分を、気持ち悪い汗を流して隠してる。
制御できない自分に怯えている。
何にもしないからだろ?自分で自分に言っても
 毎日思うの。
ああ、自分は一人だけだった。
慰めるのも叱るのも自分なの。
怖いよ。
笑いながら心で泣いてる怯えてる自分を見てたら。
何が何でどうしたらいいのか分からない。
1年後なんて言わないでよ。張り出されているカレンダーみたいに。
何もせず1年生きたら、残念なんでしょう?
存分に1年後を夢みさせては、また今に戻らされる。
伸び切った平らを、硬い金属の平らを下からコツコツ叩かなきゃいけないの。
動きを作っていかなきゃいけないの。ベッドからただ起き上がるのから始めて。
夢みては、現実と向き合って。辛くなって、期待に応えたくて夢みては
またベッドに籠もるの。あったかくてきもちいい。
あと3分で行かなきゃ。また汗流して隠すの。
やめて。もうやだ。私今どこにいるの? 
ぐちゃぐちゃしてて見えない。 

【1年後】

6/25/2023, 12:37:58 AM