『自省の言の葉』
言葉は、ときに届かず、
ときに自分を突き刺す。
この詩たちは、
届かない声を抱えて歩く日々の中で
ふとこぼれた “小さな息” です。
音にするのが怖かった想い、
形にできなかった感情、
それらが、言の葉になりました。
ひとつでも、
あなたの静かな夜の片隅に
柔らかく残るものがあれば幸いです。
遠く見る
街に輝く灯りと目尻に涙
微かに聞こえる音は
営みの変わらぬ姿の向こうに星を見た
届かない黒空に弱く呟いた
自省の言の葉
最初の一行を書くのに、
どれだけの沈黙を過ごしただろう。
詩を書くというのは、
声にならない想いを
言葉にするための「覚悟」だった。
誰にも気づかれない一言、
でも誰かの胸の奥にだけ届く言の葉。
そんな詩を、これからも書き続けたいと思う。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
どこかでまた、あなたと詩の中で会えますように。
私は基本的には、詩を綴ることはありません。様々なライティングのうち、私が得意とするのは別のところにあります。
しかし、心の変化がありました。より一層のライティング技術と力をつけたいと思い、ブラッシュアップに力を注ぐようになりました。
ライティングは、ジャンルや目的によって、ルールが大きく変わります。文語における基本構成、括弧や句読点は基本的には同じです。しかし、ダッシュなどの記号、段落や改行、そして行間などの使い方には大きな差があります。
これまで、たくさんのお話を執筆してきました。今後は、より磨きをかけて、読み易く、没入感や読後感に浸れるもの、或いは読み手にとって何か一つでも心を動かせるものを執筆していけたらと考えています。
そして、物語や詩についても少しずつ、気ままに執筆できたらと考えています。この先、少しずつ変わっていく私の姿もまた、ここに投稿する作品と併せて届けていきます。あたたかく見守って頂けますと幸いです。
今後、詩の執筆にあっては、ある程度の作品をまとめた「詩集」をつくります。物語や、エッセイのようなものも引き続いて執筆いたします。しかし、いずれの作品も納得ができなければ、投稿に至らないかもしれません。
ですが、少しずつ皆様とお会いできる時間を作っていきたいと思っておりますので、見届けてくださいませ。
では、風邪をひかれませんよう暖をとってお休み下さいませ。
5/7/2025, 1:42:51 PM