「君は不安定だね」
暖かい夜の中で、音もなく潰される
振り返らなくてもわかってる
そこにいるのは、強いと言われるあの人たち
強いと言われるあの人たちは、
僕の苦しみを味わったことがないから
強いと言われるあの人たちは、
初めから光のある場所に生まれたから
闇の中で育ってきたんだ
僕自身の中に流れている
彼らの血に絶望しながら
光を当ててくれたのは
強いと言われるあの人たち
眩しすぎて何も見えない
闇に戻って目を覆った
光がすぐ近くにあるというのに
どうしても傷ついてしまう
でもね、ある人がこう言ってくれたんだ
「君は逃げずに考える
それは弱いということではないんだよ」
それはいつか、強さに変わるんだと
自分の中で光をつくろう
自分自身が光になろう
本当の闇からじゃないと
それが光かなんてわからないから
いつかそれは誰かにとっては
眩しすぎるものになるけど
僕にとってはなんてことないものになる
僕の闇は僕が呑むよ
照らしてくれてありがとう
5/15/2025, 10:59:48 AM