種が撒かれる。どの土にも平等に、土の上を歩いて。漏らすことなく与えられるように。未来を期待した祈りのように。雨が降って、吹き荒れる風をこらえて、そうして出した芽はいずれ花になる。押し固められた土は水が染み込まない。でも、なにもないから必要ない。押し固められた土は足跡というしるべを持っていた。その上を誰もが歩くから道になった。道の周りには花畑があった。どの土にも平等に幸せが咲いていた。
3/31/2026, 4:15:05 PM