嗚呼、素晴らしきかな、我が人生。
華々しさもなく、絶賛されることもなく、ただ淡々と、その日をぼんやりと生きている。
何も特筆することのない、平々凡々な人生。
だからこそ、他人と張り合わず、奪い合わず、自分のペースで生きてゆける。
人は、上を目指せば目指すほど、手に入れたいものが増えてゆく。
時には、他人と争って、蹴落として掴んだものもあるだろう。
そこまでして、人の上に立ちたいか、称賛される存在になりたいか、華やかな生活を送りたいか。
その答えは人それぞれ。正解はない。
人生の成功なんて言葉に惑わされるな。
明確な成功の定義など無く、あったとしても、それは誰かの勝手な思惑でしかない。
どんな生き方をしても、それで自分が満足なら、素晴らしきかな、我が人生だ。
争いの末、手に入れた地位や名誉など、人生の終わりにはきっと、誰かを貶めた苦さしか残らない。
堕落した人生を望んでいるわけではなく、どんな人生であろうと、自分が後悔するものでなければ、それは充実していたと言えるのではないだろうか。
逆に言えば、後悔するくらいなら軌道修正した方がいい。
自分の生きたいように生きれば、後悔なんてしないはずだ。
あとは、これでいいのか?、なんて悩むのをやめること。
悩んだって、その答えはどこにもないから。
そーやって、自分に言い聞かせてる。
そうでもしなきゃ、人生に迷ってしまうから。
嗚呼、惑わしきかな、我が人生。
3/10/2025, 1:49:42 AM