ふと目覚めた夜中の3時。
朝というのか、夜というのか。
ぼんやりと、些細な事を考えていたら眠気がどこかになりを潜めていた。
寝ないと仕事中に眠くなるよなぁ。
見上げる天井が徐々に光を招き入れていた。
時折聞こえるバイクや車の音。
いま、この瞬間にも、頑張る誰かがいる。
そっとカーテンから覗き見た景色は、しん、と静かで、特別な世界のようだ。
この静寂を、閉じ込めておきたい。
ゆっくりと顔を出した太陽は、神々しくて。
新しい自分になったような誇らしさがあった。
かわっていくのは、僕も同じだ。
「不完全な僕」
8/31/2023, 9:06:17 PM