詩『ハッピーエンド』ここは沼だ、泥沼だ行き詰まった、人生だヌメヌメとした、かなしみがまとわりついて夜の暗闇に、引き込んでゆくここは沼だ、底無しだあきらめれば、死ねるのだブツブツと沸く、さびしさはまるで大鍋、人のやさしさが、煮殺してゆくここは沼だ、その底だ朝陽さえも、届かないヘドロの汗に 縛られてわたしは消える。それもだれかには、ハッピーエンドきっと、二人にもハッピーエンド
3/30/2024, 9:19:25 AM