キミが、もしまだ子供で
私がもし、まだ幼くて無知なら
世界の終わりなんて、物語の結末でしかないと
思ったのかな。
私はなにかを残せたのかな。
世界が、私が砕けて散る頃に。
例え世界が、明日終わるとしても
誰かの命を救う神様になんか、なれはしない。
分かっているよ。でも、分からない、ヒトは
人の言葉ひとつで、変われるものだから。
2023/05/6/Sat〈明日、世界がなくなるとしたら何を願おう〉
いつまでも、いつまでも
終わらない結末を願おう。
当たり前という名前の、幸せが
消えてなくなって、しまわないように
キミが哀しむのなら私は、
私が泣くのなら、キミの手で
頬の涙を拭ってあげよう。
もしも明日、世界がなくなるとしたら私は
『永遠の幸せを願う』
どうしても、どうしても、どうしても
探しても見つからないんだ。
おかしいな、って笑ってごまかすけれど
探す手の平は、いまだに震えていて
ーーー怖くって、辛くって堪らなくて。
ああ、いつ逃がしたの、どこで間違えたんだろうな。
もう出逢えない、ってさ
言われただけなのに、前が見えなくってさ。
無意識にキミの名前、呼びながらまた今日も眠るんだ。
5/6/2023, 10:52:18 AM