✦声が聞こえる✦
学校は休んだ。今日はプチ鬱。
僕は部屋にこもって勉強していた。
すると誰も居ないはずのドアの向こうから
声が聞こえた。
『ゆいとーいるか?』
そいつはドアを勝手に開けて入って来た。
耳には普通のピアスと安全ピン🧷が付いていて黒髪。
体型も顔も整ってて普通にイケメンでピシッとスーツを着ている。
若い高校生くらいの男性だった。
「はっ誰?」
『俺は天音。お前のイマジナリーフレンドってやつ』
「は?知らねーよそんなの!ってか不法侵入だ!警察行くぞ!?」
『まあまあそんな威嚇しないの。俺は君の頭から来るんだから。』
そんな感じで天音を名乗る奴は頻繁に来るようになったしいつでもどこでも出てくる。
今では兄のような存在だ。存在か?
まあいいや。
って書いてる今も背後から声が聞こえた。
『なんだよそれー。』
「別にかんけーねーし。」
9/22/2024, 2:46:51 PM