漣 蓮斗 毎週投稿目標

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テーマ 大事にしたい

「セカイのモノには種類があるんだ。」
夜に帰り道を歩いていたときにどこからか聞こえた。
「え、なになに?」
一人、少女のような声がかすかに聞こえた。
「盗み聞きは許されないよ」
また一人、少年の声が聞こえた。
じゃあ駆け足で帰ろ。と思って家まで駆け足で帰った。
けど、
「じゃあ話し始めるね。」
駆け足でもそのような声がはっきりと聞こえた。だから走った。
でも、
「物の種類は二つに別れるよ」
聞こえる。聞こえる。もういいや、と諦めて歩いて帰ったとき、
「イキテイルモノㇳイキテナイモノニネ」
化け物のような、聞いたことのない声が聞こえた。
「でも、ニンゲンは特別なんでしょ?」
「そーそー」
「そーいやニンゲンってこのセカイに案外存在してないらしいね」
「だから居たら、ましてやこのことを聞いていたら」

「「殺してあげなきゃ」」

「..っは」

「「あれ?聞いちゃったようだね」」
夜で暗くて人物が見えない。ましてや人型ではないかもしれないモノが僕を見てる。

「「じゃあ来世で〜」」


グシャっと人が潰れた。

「ニンゲンハタイセツニシテイカナイト」
「「あっそうだったね〜」」
忘れてた。


だって僕達の大切な、


食材だもん。

おわり

9/21/2024, 3:09:47 AM