梨帆あめ

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閉ざされた日記


私は、言葉で何かを書くことが好きだった。その日の内容、その時思ったこと、全部の時間を言葉にして、日記を毎日欠かさず書きまくった時がある。

時間のことを書くと、1日だけでこんなにも長く書けて、色々出来事があるんだ、と気付かされた。

恋愛のこと、親友のこと、誰にも話せない心の中のことを、日記は、言葉にして心の中にいるもうひとりの私に、話しかけてくれる。

今のなっては、思い出すと苦笑してしまう。そんな苦い思い出が積もりに積もって地味に黒歴史に塗り替えられてしまうのが、日記という時の思い出。

閉ざされた日記を、今でも開けないままだけど、この今この瞬間を苦笑い出来る未来を私は願って、その時に向かって頑張ろうと誓った。

1/18/2024, 1:43:19 PM