鉄砲百合

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君と出逢って、私は文末によって印象がガラッと変わる事を知ったよ。怒ってる時、楽しい時、落ち着いてる時と、優しくしたい時、全部違うんだね。
そこに気を付けられる様になって、画面上のみだけだったとしても、自分の気持ちの丁寧な隠し方を学べたよ。ありがとう。

あんたと出逢って、継続する事の集大成を知ったよ。
元の年月が違えど、私がもっとしっかり練習すれば、もうちょっと追い付けたのかな。
相棒って言ってもらえてたのかな。
後輩にそのポジションを奪われて、だいぶショックだったよ。

貴方と出逢えて、自分の形を知れたよ。
壁打ちみたいな対話で内面を知る貴方と沢山話せて、逆に私も内面を知れたよ。自分で思ってるより知ろうとしてなかったんだね。勝手にこうだと決めつけて、その中に籠ってたみたい。それはとても楽だったけれど、本心では少し窮屈でもあったらしいよ。
これからは自分の幅をもうちょっと広げようと思う。
それに気付かせてくれてありがとね。

私を縛り付けていた物達よ、君らと出逢えた事を、悪いとは思っていない。
ただ、私の羽を少しの間縛り付けていたんだね。
それに私は気付かなかったし、気付けなかった。
それは多分、忙しかったから、その中に含まれている微量の楽しさと優越があったから、だろうね。
今、君らと離れて、少し穴が空いたようだよ。でも、それと同時に、本当に、息をしているようだ。
全てをやりきった後の堕落した休日を過ごして、私は自分の時間を使えているよ。
誰かに緊急の連絡をしなくていい、ほぼ装備となりつつあるメイクをしなくていい、朝早くに起きなくてもいい。
嗚呼、なんて自由なんだ。
今暫く、お休みを頂くよ。

お疲れ様、全てを背負った私。

4.君と出逢って

5/6/2024, 3:03:47 AM