熱くてふわふわ。
暗くて何も見えない場所に灯りがあれば、不思議と人は「不気味」だったり「美しい」と言う。
泳いでる魚にも「気持ち悪い」「神秘的」「美味しそう」だとか意見を言う。
熱くてふわふわと浮かぶだけの私には出来ない事だけど、意外と羨ましかったりする。
遠くからは見えないのに、海の月と書かれる私。
人は月を見て綺麗だと言ったら。「愛してる」って愛の言葉になるんだって、だったら海の月の私を綺麗だと言ったらどんな言葉になるのか。
水は冷たくて自然的で波を作って。何事も無いように魚は泳ぎ、無駄干渉じゃなく生きるために干渉し合う彼ら。
自然は時に残酷だ。私を置いて進んでルールに沿ってるから。
私は五億年も昔から続いて浮かんでる海の月は、暗闇に引き込まれては、ふわふわと浮遊してる。
だけど熱くてぷかぷかと、底にいることを望んでいる。
1/20/2026, 11:03:04 AM