#52「夢見心地」今日、夢に君が出てきた。君に久しぶりに会ったから、記憶の君と重ねてみた。夢の中の君は、あの頃とちっとも変わらないままで、屈託もなく笑っていた。君に、ずっと触れていたいと思えた。この夢をずっと見ていたいと。もう夢の中でしか君には会えないから、夢よ、どうか醒めないでと確かに願った。願ったけど、それは無駄だったようだ。朝起きると、枕が少し、濡れていた。 お題:夢を見てたい
1/13/2024, 12:59:00 PM