『ただいま、夏。』
恋をしては別れを繰り返していつしか恋から逃げていた。
僕なんかを好きになる人はいない。
僕は誰にも愛されない。
そう決めつけてきた。
自分を卑下しすぎたのか
心が凍ったようになんにも手に付かない。
そんな中僕のことを気になると言う人が現れた。
いつぶりだろうか...嬉しい反面あまり期待はしていない。
それでも...こんな僕をまた愛してくれるような人だとすれば...
君の熱がどんどん僕の心を溶かしていくような気がする。
こんな夏はいつぶりだろう。
夏って...こんなに熱かったっけなあ。
語り部シルヴァ
8/4/2025, 10:37:52 AM