私はどうして欲しかったんだろう。
目を合わせることもできなくて
ありがとうも
ごめんなさいも言えなくて
ただ、ぶっきらぼうに
心と裏腹に
嘘をついて
その場をごまかしていたんだ。
何年も 何年も
変われる時は
あったはずなのに
今の今まで
気が付かなかった。
あのとき
私はどうして欲しかったんだろう。
言葉はいらない、ただ・・・
抱きしめてほしかったんだと思う。
子供じみた、愛情に飢えた
等身大の私を認められなかった。
温かさを求める自分を認めるところから
始めるほかない。
あなたを失ってから、気づいた私は
愚かなのか
まだ間に合うのか
それは生きてみて
最後に分かるはずだから。
どこかで
あったかい陽の当たる場所で
私を待ってて。
8/29/2024, 2:13:27 PM