空白が支配している
君の香りさえ残っていない
脳内で君の笑顔だけが繰り返し上映されている
どうすれば立ち止まってくれる?
ただ去っていくその背を見つめて
君の秘密を共有できたような夢ばかり見ていた
知ったような口振りで何一つ教えてはくれない
わたしの本当を知っていたのは君だけだったのに
振り返ってわたしの涙を見てよ
わたしを見てよ
空白ばかりで思い出せるものなんて何一つ残ってない
ただ君の笑顔だけが繰り返し流れていく
雨の中も君がいなきゃ傘さえ差せない
ただひとりの君へかける言葉が見つからないだけ
カメラロールに君はいない。
ただひとりの君へ
1/19/2025, 12:43:08 PM