物心がついた頃から傍にいた君。
何をするにも君の後ろをついてまわって、
クスクス笑いながら逃げる君をケタケタ笑いながら追いかけていた様に思う。
それから何度も季節は巡って…
君は高校生、私は中学生。
お互い朝が早かったのもあって
同じ時間に家を出て学校に送ってもらったっけな。
休みが合えば君の部屋で日向ぼっこしたり、
一緒に同じ本を読んだり、ご飯作ったり、
そう言えば交換日記もしてたね。
今でも色んなこと思い出すんよ。
顔をくしゃくしゃにして笑ってた君。
優しく名前を呼んでくれる君の声。
君が目の前から居なくなったあの日のこと。
「おいていってごめん
一緒に居てくれてありがとう
いっちゃん好いとーよ」
忘れられる訳ないよ。
ずっとずっと好きやったんよ。
本当は今もずっと傍にいて欲しかったし、
傍に居たかった。
周りの人は前に進めって言う。
君も同じことを言うんだろうね。
そんな簡単に進めなかった。
少しずつしか、進めんかったんよ。
この先も君がいないことに変わりはなくて、
難しいね、色んなしがらみがあって(笑)
君と過した瞬間も
貰った言葉も
思い出も
全部全部忘れない
その経験あってこその今の私だから。
自分らしく、最後の瞬間まで生きぬくよ。
好きになってくれて
一緒に居てくれてありがとう
君の事がいっちゃん好きでした
これからも
君の思い出と一緒に
「いま」を生きる
1/6/2024, 1:11:37 PM