具代いずこ

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「愛があれば何でもできる?」
この問いかけに対して、私は何もできない。
これから伝える「愛」とは、異性を対象にした「愛」とすることを先に断っておく。
まず、回答の理由を挙げるのなら、私は「愛」そのものが歪んでみえるからだ。
「愛」を信じたところで良いことは何も起きない。自身がリスクを負うだけだけだと、これまでの経験上ネガティブに思ってしまう。
私は未婚者ではあるが(一生縁がないであろう)結婚式で、神父より「永遠の愛を誓いますか?」とお決まりの台詞を訊かれるとする。新郎を横にし、尚且つ神様を目の前にしている状況下においても、私は「誓えません」と即答してしまいそうだ。
私にとっての「愛」とは、距離的にも肉体的にも近いのではなく、離れていても心が通い合っていればそれを「愛」と呼びたい。それがやって来る日まで、私はこの問いかけに対してポジティブな意見は出せない。
「愛」は方向を誤ってしまうと、依存となる。そして上下関係が出来上がり、最悪の場合凶器となって化けてしまうので、そんな「愛」を私は「何でもできる」と信じたくないのだ。恋人同士も夫婦も、所詮は他人と他人が隣り合わせになった関係である。だが、少なくとも私の思考は「1人が考えていることは100人が考えている」と普段から考えているので、「愛」に対して無理にポジティブ思考で合わすつもりもなければ、ネガティブな思考もさほど悪いことではないとも思っている。
今日もひとつ、お題にそって文字にした。相変わらず、独自の思考がある雰囲気が漂うが、自分勝手ながらも表現する時間はどれだけ充実していることだろう。
これからも毎朝お題に沿って文字を打ち出し、投稿することで吐き出したい。
もし私の文章で気分を害してしまった人がいるのなら、申し訳ない気持ちは大いにあることだけは伝えておく。

話がそれるが、私は結婚式の夢よりも葬式のプランを考えている最中だ。婚活ではなくて終活である。神様ではないから復活はしないので、自分の最期ぐらい自分の意思で考えて遺された人たちに託したい一心である。

5/16/2024, 7:28:41 PM