よつば666

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お題『光と闇の間で』

 「世の中(現代社会)には光と闇がある。人々(私達)ははその間(はざま)で生きている。
学校生活においてもそれは当てはまるだろう。
仮りに【光】を司る生徒会とするならその逆を司る【闇】は風紀委員会だろうか。
ではその間(はざま)は一般生徒なのかそれとも我々教師なのか」

とブツブツ独り言を言いながらピ◯ソに似た教師が自分の席に座り頭を抱えながら悩んでいた。そこへ夏目◯石に似た男性教師、鷲崎(わしざき)が声を掛けた。

鷲崎「また悩み事ですか?八分儀(はちぶんぎ)先生」

ピ◯ソに似た教師こと八分儀は些細な事でも深く悩んでしまうのだ。

八分儀「はい。先ほど私も鷲崎先生と同様に1年の夏期補習生徒、補習クラスB組の監督をしてまして、その時補習に来ていた生徒が私に「光と闇の間」は何かと問われまして……」

鷲崎「なるほど、して先生の答えは?」

八分儀「それが……すぐには何も答えられませんでした」

鷲崎「まぁ、難しい質問ですからね」

八分儀「はい。その生徒私の答えがあまりにも遅いので、他の生徒に同じ質問をしていました」

鷲崎「他の生徒は何か答えましたか?」

八分儀「はい。光と闇は【政治】その間は【お金】だと答えていました」

鷲崎「なるほど。いろんな考えありますね」

八分儀「そうですね」

鷲崎「その内容、夏休み明けの職員会議に出してみますか?」

八分儀「え!?それはやめませんか。私、今以上に悩みそうです」

八分儀と鷲崎は鞄から弁当を取り出して昼食を食べ始めるのだった。

End

12/3/2024, 1:21:24 PM