「遠くの空へ」
悩みがある時は、高い所に登って街を見渡すといい。
ミニチュアの様な人々や車が細々と動いている。
上から眺めると、私達もあんなちっぽけに見えているのかと、よく実感できる。
まさにその通りだ。
馬が合わない上司も、自分を大切にしてくれない恋人も、誰よりあなたを愛してくれている家族も。
そして他ならぬあなた自身も、こんなにちっぽけな存在に過ぎないのだ。
そんなちっぽけな事に思考を支配されて、頭を悩ませるのがどれだけ馬鹿らしい事か、あなたは思い知るだろう。
ちっぽけな人間の営みを眺めるのは止めて、空を見上げてごらん。
どれだけ高いビルや山に登ろうと、空はどこまでも広がっていて、地平線の先を見渡すことはできない。
ちっぽけな人間に悩まされるのはもうやめて、遠くの空へ視野を広げてみよう。
8/16/2025, 10:27:33 AM