この世界はいつだって弱い者に優しくない。
発言できる強さを持った者の言葉しか、そもそもこの世には生まれない。
ひとのために飲み込んだ想いは、いつだって誰にも気付かれない。
個性が尊重される時代だって言ったって
結局は、自分を主張する勇気を持てた人間のためだけのスポットライト。
あるはずなのに。
明日の誰かの笑顔のために、
大切なものを守るために。
自分を殺すことを選んだ心が。
どうしようもなく脆くて、尊ばれるべき愛が。
笑いたくないのに笑う君へ
この不条理な世界の中で
どうか明日が、君に優しくありますように。
3/18/2024, 1:28:53 PM