「ごめんなさい」
喉をつっかえる。たったの六文字じゃないか。いざ声に出そうと唇を押し上げても、その隙間からは、情けなく詰まった呼吸音だけが漏れ出ていた。取り込んだ薄い酸素が舌の上をぐるぐると這い回る。息を吸っても肺に届いた気がしなかった。吐き出しきれやしない。何度も何度も「ごめんなさい」の言葉が上顎をしつこく叩く。
「・・・俺は悪くない」
結局僕の口から出たのはそんな醜い無責任な発言だった。
4/12/2026, 9:57:08 AM
「ごめんなさい」
喉をつっかえる。たったの六文字じゃないか。いざ声に出そうと唇を押し上げても、その隙間からは、情けなく詰まった呼吸音だけが漏れ出ていた。取り込んだ薄い酸素が舌の上をぐるぐると這い回る。息を吸っても肺に届いた気がしなかった。吐き出しきれやしない。何度も何度も「ごめんなさい」の言葉が上顎をしつこく叩く。
「・・・俺は悪くない」
結局僕の口から出たのはそんな醜い無責任な発言だった。
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