通り雨さっき迄晴れていたのに…空を見上げると、向こうには青空が広がっている…取敢えず逃げ込んだ大きな木の下に、君も走って来た。何時ももの静かな君が、珍しく息を上げている…何となく声を掛けると、少し驚き乍らも、小さく頷いてくれて…普段余り言葉を交わさないから、変に意識してしまう…幾つか言葉を交わして居ると、そのうち雨も止んで、さよならした…
9/27/2023, 2:31:36 PM